「自己肯定感」「承認欲求」とは
ひと言で表すと、
自己肯定感とは、ありのままの自分を受け入れること。
自分自身の心が感じたこと(感情)を否定せず、すべて受け入れること
を言います。
本来は、あらゆる感情に正解や不正解、良いや悪いはありません。
しかしどうしても、「こんなことを思ってはダメだ」と否定したり、感じたことに蓋をする方もいらっしゃると思います。
このような「自分で自分を受け入れない」という習慣によって、いつの間にか自己肯定感が低くなっていくのです。
承認欲求とは、自分を認めて欲しいという欲求のこと。
これは、基本的には「他人に認められたい」という方が多いですが、実際には「自分で自分を認められていない」ために、それを他人に求めている、という場合がほとんどです。
例えば、「仕事で結果を出して上司に認められたい」と思っているとき。
これは、相手に求めているようで、実際は「結果を出していない(と思っている)自分」を、自分で認められていないのです。
今まで頑張ってきたプロセスや、目には見えない成長や努力を見ずに、「結果を出していない自分はダメだ」と自己否定をしているのかもしれません。
このように、
自分で自分を認めていないということが、自己肯定感の低さや、過度な承認欲求が生まれる本質的な要因になります。